家とは・・・ 〜法律に縛られる資産〜
○家とは・・・

 家を買う事で色々と解った事が多い。

 家は固定資産、課税対象になる。
 なぜか持っているだけで税金がかかる。
 法務局で登記を行って法律の下で管理される。
 
 住む家を建てる場合以外でも、倉庫や車庫などを作っても、
 きちんと登記を行っていない場合、後でいろいろ厄介な
 問題を抱える可能性もある。

 自宅の空き地に家を建ててひっそり住めば・・・・
 なんて考えたこともあったが、それがばれた場合に、
 大変な事になる事も解った。

  しかも、土地にはそれぞれ決められた目的があり、
 自分の土地だからと言って、農地に家を建てることも出来ない。
 しかも家を建てられる住宅地でも、都市計画法に基づいて
 その規制通りの建物だけしか建てられない。

 安易に自分で家を建てようと思った人は、法律について
 きちんとした知識が必要になる事を思い知らされるだろう。
 違法建築物を建てたりしたら、目も当てられない事になる。

 家は法の規制通りに申請を行って建てる必要がある。
 いろんなしがらみがあるものだ。
 
 自分が家を買う時に、法務局で印紙を購入したが、
 安価な自分の家でも恐ろしい金額の印紙を
 購入する事になった。

 これだけの金額を払っても人は家を買う。
 それが家なのだ。
  
○ただの物ではない家

 実際に家を所有すると、ただの物とは違う執着を人は持ってしまう。数千万円の金額を払うのだから当たり前だが、そこの地域や住む人の人生も関わってくるので、安易に割り切れない物もあるだろう。 地域との繋がりもあり、家を買うとその土地のルールに則って生きる必要がある。これがなかなか大変だ。
 
 今回購入した家は別荘の分類になる為、その様なしがらみは殆ど無く、あっても管理会社が全て引き受けてくれる。
 これが良いのか悪いのかは解らない。
ただの地面と木で作られた構造物と思いたいが、なかなか難しいもんだ。