薪ストーブ |
今日は薪ストーブの灰の掃除。 薪ストーブを取り付けてから一度も行っていない。 驚くほど、薪は燃え尽きて灰はほとんど残らない。 この薪ストーブの最も良い所は、簡単に煙突から外して外に持ち出せる事だ。これなら部屋の中に灰が舞う事が無い。 |
外で中に溜まった灰を、底が見えない程度に取り出す。ここ福島市では、放射性物質はほぼ必ず薪にはついている。比較的汚染が少ないエリアの薪だが、それでも数値はどの位出るだろうか? 1キロほどの灰が取れた。 |
出来ればベクレルで計測したいが・・・・ ここの空間線量は、0.08〜0.1程度なので、 この灰からの放射線は、+0.07程度!? 予想よりも遥かに低いこれなら自分的には 問題無いレベルだ。もちろん、室内の空間線量も薪ストーブ前と差は出ていない。 ちょっとまじめな話で・・・・ 森林の汚染は深刻で、福島県近隣だけではなく、軽井沢や群馬、一関など、薪ストーブの灰は基準値を超えて、廃棄処分が出来ない。 ある隣県で、森の落ち葉を集めた時、0.1μシーベルト/hだった値が0.2へ、さらに落ち葉を重ねると0.4へ・・・・・・と数値が見る見る上がっていった。そこはこの別荘地よりも高い汚染のレベルだった。 震災時にそこにあった落ち葉は、それだけ酷く汚染されている。しかし、汚染が比較的高い福島市でもこの程度の灰の線量になることもある。 結局、汚染されたかされていないかが大きな差となる為、少しでも汚染された場所は、自分が携わるエリアがどの程度汚染されているか、自分できちんと計測して生活する必要がある。 汚染されたエリアでは、何も行動しないで根拠や確証が無い、ネットの情報だけを鵜呑みにして判断するのではなく、きちんと自分で行動して計測して判断する事が必要になる。 もし今回の値が非常に高い線量が出た場合、薪ストーブの使用をやめる決断をしただろう。 |