部屋 
 
 家の修復計画を立てている中、大きな問題が発覚する。
 それは建物の奥にある2つの部屋の畳の上を歩いている時の事、
 なんだか畳が歩く度にしなるな!?・・・と畳をはがしてみてびっくり仰天。
 畳の下の板がカビだらけ、さらに、板の間から地面が見える・・・・見える!?
  
 なんと、この畳の床は、床下に断熱材も無く、
 板も腐りかけていて床下の地面が丸見えになっている。
 とても信じられない施工をしている。
 まあ数十年前の大工だから、断熱もなにも考えてないのだろう。
 本当に古い家は、地震対策も何も無く、断熱材の存在も無い家が多い。
 
  修復計画に大きな作業が入り、しばらくショックで頭を抱えてしまう。

  数日後、いくら悩んでも仕方が無いので、まずはここから修復を行う事を
  決める。ここは山の中なので、湿気が多く床下の湿気対策を
   きちんと行う必要がある。
 
 いろいろ情報を集めた結果、土間にコンクリートを打ち込むのは費用も
 手間もかかるので、ブルーシート+湿気防止剤で対応することに。
 床下の断熱材は、カネライトフォームを使用する事にした。


 お決まりのパワーコメリで材料を物色。
 震災の影響でコンパネが2×6しかない、已む無くこれを購入。
 後で解った事だが、福島の被災地なのでその後に直ぐに供給されてた。
 板を車に詰め込んでいると、「2×8(しはち)のコンパネはないのがい?」と
 業者のおっちゃんに声を掛けられる。

 
 車に一度では積みきれず、2回に分けて家に運ぶ。
  
  塗装コンパネ 16枚      17280円
  カネライトフォーム 16枚 20150円
 フローリング6枚×2          6960円
 ブルーシート                     940円+1130円
 両面テープ                      980円
 シリカゲル 10kg              2980円 

  合計を計算したくない金額が飛んだ・・・・・・(涙)
 これからの施工を考えるとさらにため息が出そうだ。